小山本家酒造オートメイションのイケる酒
生き物相手にコンピューター制御の逸材
以前の記事はこちらです↓↓↓↓
トライアルでたまにやる特売
作り手の蔵人に申し訳ないくらいの価格で売られている日本酒です。
小山本家酒造の特撰 米一途 山田錦は破格のプライスです。
作っているのは小山本家酒造です。
https://www.koyamahonke.co.jp/index.html
創業者
小山屋又兵衛(兵庫県生まれ)灘・伏見で酒造りを習得後、
1808年(文化5年)にさいたま市西区指扇に良質な水が湧き出ることを発見し、酒造りを始めました。
埼玉県は荒川と利根川の2つの大きな川が流れ、県内には平成の水百選にも選ばれる名水が4個所あり、その水質は国内最高水準と言われております。
小山本家酒造で行う原料処理や製麹作業は、ほとんどが自動化されて温度・湿度をコンピュータで制御しています。
従業員188名売上高114億円の大手酒蔵です。
微生物相手の酒つくりを合理化して実現したプライスではないでしょうか。
設備投資をしていくつもの条件をデータ化して作る酒の品質は一定です。
しかし昔ながら、職人が手作りするものはその時々の気分や風景が織り込まれます。
どちらがいいという話ではありません。
日本のものつくり
1800年代は江戸時代の後期でしょうか。
そのころ酒蔵は沢山あったそうです。
箱館界隈にも沢山あったようです。
日本人の主食ですから当然ですね。
徳川の世の中、海に囲まれた日本は独自の製法や技術が生まれました。
外敵の脅威が無く独自進化できたのでしょう。
しかし、大政奉還後、資本主義が怒涛の勢いで襲来しました。
欧米からの技術を受け入れた日本は適応し大量生産、大量消費を実現しました。
進歩する一方、搾取による核家族化、少子高齢の時代に155年余りで衰退しております。
徳川265年に比べてあまりにも哀れではないでしょうか。
欧米に振り回され解体されようとしているわれら日本人。
今一度ものつくりを伝統的なものつくりを再現したいものです。
すっかりアップルにやられましたね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません